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ハチ対策

    

種類


一般にハチは刺すという印象があります。
しかしその多くは刺すことはなく、人に被害を与えるのは一部の限られたハチです。
社会生活を営むハチは巣を守る本能から、刺激に対して激しく攻撃してきます。
ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチなどが代表的な社会性を持つハチであり、特にスズメバチは社会的問題になるほど被害が多く、国内でもハチの刺傷により年間数十人の死亡者がでるほどです。

 ミツバチ    

体長約5mm。分封のために集団で飛来し、庭木の幹や枝に数百匹がボール状に群がっていることがある。
ほとんどの場合は2〜3日で他へ移動してしまう。
刺されると痛みは弱いが、大量に刺された場合は身体に影響を及ぼすことがある。

 アシナガバチ       別ウィンドウに写真表示

体長約23mm。巣の形状はお椀を逆さにした状態で、軒先や植物の葉の裏側に造営する。
大きいものは直径10cmを越えることもあり、ハチの個体数も増え危険である。
洗濯物についたまま取り込み、袖を通したときに刺されるのはこの種類が多い。

 スズメバチ         別ウィンドウに写真表示

体長約40mm。成虫で越冬した女王バチは早春に営巣を始め、働きバチの出現後次第に巣は大きくなる。
夏から秋にかけては働きバチの個体数の増加と巣の大型化により、攻撃的になる。
晩秋、雌は新女王として越冬に入り、働きバチはすべて死亡し巣は空になる。


  被害と対処法


刺されたときは、速やかに患部を流水で洗い、冷水か氷で冷やし、医師の診断を受ける。
刺されると体質により症状は異なるが、まず激痛から始まり、局所の腫れ、かゆみへと変化していく。
ハチアレルギー体質の人は、刺されるとアナフラキシーショックをおこし、最悪の場合は死に至ることがある。
過去に刺された経験のある人は特に注意する必要がある。


  対策


 駆除や巣の除去は非常に危険であり専門家に依頼するのがよい。   

特にスズメバチは攻撃性が強く、最盛期には個体数も増加する。
不用意に巣の近くやハチの通り道に近づいただけでも攻撃されることがある。
人が出入りに使う場所や、子供がいたずらしそうな場所に巣があるときは、早いうちに専門家に相談するとよい。
むやみに市販薬を用いて素人が手出しをすると被害に遭うことが多い。

 スズメバチ・アシナガバチの巣は一代限りで翌年は使用せず、冬季には空になる。    

スズメバチ・アシナガバチの、人通りのない場所や高所など被害に遭うおそれのない場所の巣であれば、巣が空になる冬まで待って除去することも可能である。
しかし、安易に除去を怠ると思いもかけない被害に遭うおそれがある。
巣を発見したりハチの飛来が多い場合は、素人判断せず速やかに専門家に相談する。

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