
種類
チャバネゴキブリ 
体長10〜13mm、体色は黄褐色。
都市部の暖房のある飲食店、ビル、新幹線や船舶等にも生息する。
クロゴキブリ 
体長25〜30mm、体色は黒褐色。一般住宅、団地、ビル地下、下水等に生息。
飛行が可能で越冬もできる。
ヤマトゴキブリ 
体長25mm前後、体色は黒褐色。農家、一般住宅、主として屋外に生息する。
ワモンゴキブリ
体長35〜40mm、体色は褐色。ビル地下街、団地、ゴミ処理場等に生息する。飛行が可能で寿命が長い。(約1年半)
被害
主として不快感が上げられ、その他に、大腸菌や病原菌等の媒介。 コンセント内に糞がたまり、電気のショートや火災。 体液や脱皮の殻、糞等によるアレルギーなどがある。
防除
1.薬剤散布
薬剤には、油剤・乳剤・マイクロカプセル等があり、霧状にして散布します。
2.空間処理
室内にガス状の薬剤を充満させ隅々まで薬剤処理をします。
大きく分けて、霧・煙・ガスの3種類があり、用途は状況や環境等により使い分けます。
3.ベイト剤(食毒剤)
ホウ酸やヒドラメチルノンを含んだ薬剤でゴキブリが好んで食べるように加工してあります。
この方法は即効性ではなく、巣に毒を持ち帰らせ巣にいるゴキブリにも作用させる効果があります。
4.トラップ
主に調査用に使用し、捕獲された種類・数・場所により対策を検討します。
* 主として1〜4の施工を状況や環境に合わせ選択して行います。
* ただし2と3の併用は基本的にはできません。
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